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お墓のまめ知識

お墓参りは、感謝の気持ちがなにより大事。

家族や先祖を供養するためのお墓。
ここでは供養の由来など、お参りや供養に関することについてご紹介いたします。

寿陵 【じゅりょう】

聖徳太子が生前に自らの墓所を築かれた事に因み、日本には古くから生前に墓碑を建てる習慣があります。
それは一家の繁栄と長寿を招き極めて縁起が良いものと言われています。これを寿陵といいます。

巻石基檀 【まきいしきだん】

巻石は、自らの墓所と隣接区域とを明確にするため、一定の高さにして、御影石にて囲い盛り土をするものです。
また、納骨堂内に水の漏らぬようにもしなくてはいけません。
巻石は石碑の建立時期に関係なく早いめにしておくのが望ましいものです。

開眼供養 【かいがんくよう】

「魂入れ」「入魂式」とも言います。開眼とは仏教で「悟りを開く」という意味があり、
新しく建立したお墓に魂を入れる供養です。開眼供養は納骨式と一緒に行うことがあります。

石碑の素材選び

石碑に用いる石材は、まず清浄なもの、そして風化し難く、文字を彫刻しても欠損しないことが肝心です。
一般に御影石と呼ばれる花崗岩を使用しますが、それは長石、石英、雲母等からなり、その構成比と土質により、白御影、青御影、桜御影等に大別されます。

お彼岸

「彼岸」とは仏教で、迷いのない悟りの世界のことで、極楽浄土に往生することを「彼岸に渡る」といいます。
春分と秋分を中日とし、それぞれの前後3日を含 む7日間を「お彼岸」とします。中日には太陽が真東から昇り真西に沈むことから、彼方西にあるとされる極楽浄土に渡る大願を成就させる日と考えられ、真西に沈む太陽に礼拝する信仰があります。
中日は先祖に感謝する日、お彼岸期間中はお墓参りなどの供養をして、善行を行います。

お盆

「盂蘭盆(うらぼん)」を省略してお盆と呼び、中国仏教から伝わったとされています。
家族や一族が集まり先祖の霊を供養する行事として行なわれます。迎え火を焚いて祖霊を迎え、精霊棚(しょうりょうだな)に供物をそなえ棚経(たなぎょう)をあげます。
お盆の期間にお墓をきれいに掃除しておく「留守参り」を 行う場合もあり、最後の日の夕方に送り火を焚いて祖霊を送ります。

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